いやぁ最後はヒヤヒヤもんでしたが何とか栗林が踏ん張ってくれた、正直同点までは覚悟してただけにこの勝利はいろんな事において大きな1勝となったんではないでしょうか。

 

まず九里に待望の今季初勝利が付いたこと、ヒロインで感極まっていたとこ見てもこの1勝を挙げるまでの心の苦しさ、相当のものがあったのではないか、しかも今年は開幕投手という大役を任されてのシーズン、そこから1ヶ月半ですからねぇ、先発は勝てなかったら次の登板まで1週間待たねばなりませんので中継ぎと違い、やり返すのにすぐというわけにいきませんので調整しながらもモヤモヤは溜まっていったかもですね。

 

しかし今日1勝目が付いたことで少し楽になるのではないか、まあ今シーズンなかなか勝ちが付かなかっただけで好投はしていたのでね、これからの九里に注目です。

 

まあただ今日九里が良かったのかと言えばそうでもないんですよ、毎回ヒット打たれてるし先に点は与えてるし、送りバント処理でセカンド悪送球もしてる、勝てていないピッチャーの焦りがモロに出ていたんですよね、だから5回裏打席が回ってくるとこで代打と思っていたんですが、今日8番に入っていた林が先頭バッターで三塁線突破のツーベースを打つんです、4回裏に1点差に追い上げていたので(まさかの羽月のレフトオーバータイムリー)、九里は送りバントで良くなったので打席に送ったんですね。

 

しかしここで送ることができないスリーバント失敗で三振とセカンドランナーに代走大盛を送り出した意味がない、正直これでは今日も勝ちはつかんわ、と思ったんですが秋山がセンター前ヒットで繋いで1、3塁、ここで矢野ですがカウント2−2から秋山が多分走ったんですよ、それで矢野はアウトコース低めを無理やり打ちに行ったエンドランだったんだと思います。

 

この当たりで大盛がホームへ突っ込むんですがサード坂本は当然バックホームで挟殺プレーに入ります、ここで林に代走大盛を出しておいた意味があった、大盛がこの挟殺プレーで結構粘ってアウトになったおかげで秋山と矢野がそれぞれ3塁、2塁へ進塁したんですよ。

 

これ大盛の隠れたファインプレー、そして得点圏打率リーグ1位の今日は3番の小園ですから、正直1塁は空いていたけどジャイアンツ先発の赤星が2球で追い込んだため、完全に勝負してくれたこれも功を奏した、4球めのアウトコース低めフォークを執念で流し打った打球が三遊間突破の逆転2点タイムリーと今の小園は神がかっている、またも得点圏打率が少し上がったし。

 

これには送りバント失敗の九里もベンチから飛び出てガッツポーズ、これで九里に勝ち投手の権利が転がり込んだが九里は6回表も続投なのでそれがどう出るかだった、が、先頭の岸田にいきなり右中間ツーベースを打たれるという、ただこの時岸田が足を痛めたのか交代したんですね。

 

代走に門脇が送られ、泉口は初球送りバント、これがキャッチャー前ゴロで坂倉サード送球で三塁アウト、と思ったら主審がファール判定、イヤイヤこれはライン上の打球だろ坂倉の足で見えなかっただけじゃないの?ファール判定するだけの材料なかったよ、とりあえずファールって言っとこ、じゃ無いんだよ。

 

せっかくピンチの芽を積んだと思っていたのに2球めはキッチリ送りバント成功で1死3塁、ジャイアンツはここで代打長野、これで九里は100球超えそうなので交代ですね、出てきたのが森浦、正直どうかなと思ったんですが長野にフォアボールで1死1、3塁おいおい大丈夫?って思っていたがこのフォアボールでさえ今日はカープにとっていいように作用した。

 

続く丸が4球目を打ってセカンドゴロ、4−6−3のダブルプレーで一瞬でピンチ脱出、どうにもジャイアンツも得点力に困ってる感じ、チャンスは作るが得点につながらない。

 

そして6回裏からジャイアンツは大江をマウンドへ、この回の先頭バッターは坂倉だがここまで2安打、しかも1打席目のヒットはノーアウト1塁からのセカンドゴロゲッツーになる打球が吉川の前で大きくイレギュラーするラッキーヒット、しかしこの久しぶりに出た1本のラッキーヒットがどれだけ坂倉を気持ち的に楽にしたのか計り知れないものなのです。

 

その結果が4回裏の2安打目であり、さらに6回裏3安打目になった右中間スタンドへ叩き込むソロホーマーになったのです、これで2点差へ広げる大きな追加点で勝利にも大きく近づいた。

 

さて7回表からは勝ちパターンの矢崎だが今日はここからが重たい展開、矢崎が1死から吉川に四球、岡本にレフト前ヒットで、ピンチを作るが、坂本レフトフライ、秋広センターフライ相手に1本出ないのに助けられた。

 

8回表は島内、ここんとこの投球見てたら簡単に三者凡退期待したが九里の勝利へのプレッシャーがあったのかな、いきなり小林にライト前ヒット、大盛がライトゴロを狙ってファーストへ送球だが逸れてアウトには出来ず、いい球行ってたら多分ライトゴロになってたと思う。

 

ノーアウトのランナーは出したが泉口、代打佐々木と打ち取って2死1塁までくるが、丸がレフト前ヒットで1、2塁になり2番オコエ、初球のチェンジアップを引っ張った打球がサード羽月の真正面、いやぁ狙ってた?角度が出てたら危なかった、まあ低めにコントロールされてたから事なきを得たが、紙一重だったかも。

 

こっちの追加点は相変わらず無いので(8回裏に坂倉が4本目のヒットを放つが)9回表もう栗林で締めにかかる、しかし栗林が先頭の吉川にセンター前、岡本に追い込みながら5球目フォークを泳ぎながらも三遊間へ飛ばし矢野が懸命に深いとこ追いつくもどこにも投げれない1、2塁オールセーフ。

 

そして坂本にもレフト前ヒットで満塁と思いきやレフト末包がファンブルし吉川還って1点差、尚もノーアウト1、2塁、ここで秋広だったがファーストゴロ、ファーストには二俣が入っていたがセカンド封殺で1つアウトを取る。

 

しかしまだ1死1、3塁で小林、正直スクイズしかないだろって思ってたんですが、全然警戒してないんだな1球ウエストするなりして欲しかったけど、まあセーフティスクイズだからカウント悪くする必要ないってか?しかし初球をスクイズですよ、これを栗林が取れないんですが、ファーストに二俣入れておいたのがこれも功を奏した、素早くフォローしてのバックホームで代走重信を本塁憤死させる、二俣のこれはファインプレーですよ。

 

リクエストも覆らず2死1、2塁で泉口、まだピンチは続くがここでビシッと決めて欲しいが栗林のフォークを坂倉が少し弾いたとこでセカンドランナー湯浅がサードへ進塁し、さらにフォアボールで満塁、どうにも試合の流れが重いよ、九里に初勝利を付けるってのはこんなにも大変なことなのか?

 

ここでピッチャーの打順でもうジャイアンツも野手が少なくなっていてるのだがもう萩尾を代打で使うしかない、もう見てるこっちも胃薬必要だわ、もうこの萩尾をアウトにしないと九里の勝ちは消えるわけだから、もう開き直るしかないチームの勝ちがやっぱ優先なんだから同点までは仕方ない。

 

ただ栗林へのプレッシャーが半端ない、2球ボールですでにやばいがストレートでファール、フォークでストライクとカウントを整えた、5球目のフォークを萩尾が見極めてフルカウント、もうこうなるとストライク投げるしかない、ほぼ真ん中だが149キロストレートで空振り三振でゲームセット!

 

いやぁ長かったなぁ9回表、よく逆転はともかく同点さえ許さなかったわ、ジャイアンツは14安打も放ちながら3点止まりだったんでね、カープの得点力不足も深刻だがジャイアンツも負けてないわな、まあ今日はそういうとこに助けられたよ。

 

結果的に坂倉のソロが効いた格好になったね、坂倉はこれで復調してくるんじゃないかな、そんなこと言ってると明日はノーヒットだったりするかもだけど、明日のスタメンマスクは石原かもしれんけどアドゥワが先発なんで。

 

ヒロインで九里が感極まったのは最初に言ったが、勝てて本当に良かったよ、これで貯金2だけどジャイアンツとのゲーム差は0.5と明日勝てば2位浮上もありますんでマツダ苦手のジャイアンツに3タテして2位浮上したいとこ、ちょっと島内や栗林の連投が気になるがどうするかだな、明日は流石に栗林使えんだろ。(今日30球投げたしなぁ)島内も明日使うと三連投出来れば使いたくないが勝つためには使わないとかなぁ。(島内は今日10球でまとめたからなぁ)

 

明日はアンダーハンドの高橋だから左を並べるでしょうなぁ、明日石原がスタメンマスクならファーストで坂倉ってこともあり得るかも、ただ林も使い続けて欲しいってのもあるんで普通に坂倉がスタメンマスクかもですね、今日とほぼ同じようなスタメンになるかな、菊池がスタメンに入って小園サードかな、野間もスタメンかもですね。

 

まあとにかくカード勝ち越しは決めたので3連勝狙いたいのは山々ですが投手に負担がかかってるから打線が爆発でもしないとなかなか3連勝は厳しいかも、その爆発が一番難しいのでアドゥワが何回まで投げれるかにもよって来そうですね。

 

流れは良くなってきてるから何とか勝って欲しい、打線よピッチャーを助けるんだ、11安打打っても4点ぽっちじゃ少ないよヒット少なくても得点多くだ、末包、林、長打を頼むぞ。

 

それでは。

 

 

ダウン押していただけるとブログ書くはげみになります。

 

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村



広島東洋カープ ブログランキングへ

押していただいた方ありがとうございます!